天空の乗車記レビュー【今年度で運行終了。南海電鉄のベテラン観光列車】

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南海電鉄の観光列車、天空の乗車記レビューを紹介します。

高野山のお膝元、南海高野線の橋本駅と極楽橋を結ぶ観光列車が天空です。
2026年4月より運行開始する、新型観光列車「GRAN 天空」の導入に伴い、2026年3月での定期運行終了が発表されました。

今回は天空に乗車してきましたので、その乗車記レビューをお伝えします。

南海電鉄高野線 天空


こうや花鉄道 天空とは?

天空は和歌山県の橋本駅と極楽橋駅、20kmの区間を結ぶ観光列車です。
列車は2両+2両の4両編成で、座席指定券の必要な天空車両と、乗車券のみで乗車可能な普通車車両をそれぞれ2両繋いで走ります。

種別は「普通 天空」となっていますが、途中通過駅があります。
停車するのは橋本、学文路、九度山、極楽橋です。

座席指定券は区間に関わらず520円です。事前予約は電話のみのようです。
当日空きがあれば、車内で購入できます(後述)

基本的には1日2往復(1号~4号)の運行ですが、土日祝日は3往復運行(+51号・52号)することもあります。
天空は改造された列車です。南海2200系電車を改造し、2009年に運行を始めました。
16年以上走行するベテラン観光列車です。


極楽橋駅から乗車する

それでは天空の乗車記レビュー本編へと参ります。

今回乗車するのは極楽橋駅を11時52分に発車する、天空2号橋本行です。
始発の極楽橋から、終着の橋本まで乗車しました。

実は私、天空の予約をしていません。当日に急遽乗車することになったためです。
当日券は空席がある場合のみ、車内でアテンダントさんから購入できます。


高野山はインバウンド含め、観光客の殺到する地域なので、当日券を購入できるか不安でしたが、天空2号に関してはかなり閑散としていました。月曜日に乗車したってのもあるけど。
ちなみに、天空4号(極楽橋16時発)は12時前の時点で「売切」となっていました。
帰宅時間帯の便の当日券購入は厳しそうです。

そんなわけで、アテンダントさんに一声かけ、座席を指定してもらいます。精算は発車後に行うとのことでした。
当日券を車内で購入したのは私のみだったと思います。

天空の指定席車両は後ろ2両。前側はツアー客の団体利用とのことで、混雑していました。
後ろ側は乗客6名ほどで閑散としています。

そんなこんなでボックス席を指定してもらい、列車は極楽橋駅を発車します。


南海高野線は急カーブ、急傾斜の連続

極楽橋駅の標高は535m。一方で、橋本駅の標高は92mです。
つまり、20kmの走行距離の間に、450mほど下ることになります。極楽橋駅から高野下駅までは50‰の急勾配を下ります。
さらに、曲線半径 R=100という急カーブの連続する区間でもあります。


平坦な区間はもちろん、山岳区間も安全に走行する速度制御性能を持つ列車が、ズームカーと呼ばれています。
カメラレンズのズームレンズの広範囲の画角をカバーできることが由来だそうです。

列車は4両編成ですが、1両目の車両を車窓から拝むことができます。
また、急カーブを走行するということで、車輪とレールが擦れる「キーン」という甲高い音が響きます。

基本的にはゆっくり走行しますが、学文路駅を過ぎると橋本駅までは平坦なので、結構スピードを出して走行します。


天空の車内の様子

さて、車内の様子はこんな感じ。基本的に外向きの座席が並んでおり、車端部のみボックス席となっています。

また前側の車両には、「展望スペース」があります。
これはドア部を改造し、窓ガラスの無いトロッコのようにしたものです。吹き抜ける風が心地よかったです。

「これが見どころ!」といった車窓があるわけではありませんが、雰囲気の良い山間部を走行するので乗っていて楽しいです。


天空に乗れてよかった

乗車時間は40分ほどでしたが、橋本駅まで楽しく乗車できました。
橋本駅到着後はすぐに回送列車として駅を離れていきました。

ほとんどの乗客は向かい側のホームで接続している、快速急行なんば行に乗車していました。

天空の乗車記は以上になります。いかがでしたか。

私は個人的に天空号に深い思い出があります。南海線沿線に住む祖父母と乗車した思い出です。
今年度で運行終了としうことで、どうしても乗車したかったのですが、乗れて大満足です。
来年度からは、車内で食事ができる「GRAN 天空」という新たな列車が誕生します。
そちらも乗車してみたいですね。

みなさんも天空に乗りに行ってみてはいかがでしょうか。

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