全但バス、グリーンルームのレビュー!【大阪-湯村温泉線の乗車記】

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全但特急バス、大阪ー湯村温泉線の乗車記を紹介します。

大阪・神戸と兵庫県北部を結ぶ高速バスを運行している全但バス。そんな全但バスが提供する特徴的なサービスの一つがグリーンルームです。
今回は全但バスが提供するグリーンルームについての紹介と、乗車した大阪-湯村温泉線の乗車記を紹介します。

高速バス 湯村温泉-大阪線 | 全但バス株式会社


グリーンルームってなに?

はじめに、全但バスのグリーンルームについて紹介します。
グリーンルームを一言で表すと、「バスのグリーン席」です。
グリーン席といえば、JR各社が提供する、追加で料金を払えば、快適な座席・サービスにアップグレードできるといったようなもの。
グリーンルームも同様に、通常料金にプラスして料金を払うことで、快適な移動空間を利用できるといったものです。

全但バスの運行する一部便のみに設置されており、大阪-城崎温泉線の1往復と、大阪-湯村温泉線の1往復のみです。また、1車両にたった2席の激レア座席でもあります。


大阪-湯村温泉・浜坂線の路線概要

続いて、全但バスの大阪-湯村温泉・浜坂線の路線概要を紹介します。
阪急梅田三番街と、湯村温泉・浜坂駅を結んでおり、1日2往復運行しています。
うち浜坂駅発便が1便のみで、途中の湯村温泉を起終点とする便が1.5往復あります。

グリーンルーム設置便は1往復(湯村温泉10時30分発、阪急梅田三番街17時20分発)のみです。

便によって停車バス停が異なりますが、数が多く、大阪方は新大阪や中国自動車道上の停留所など、但馬方は鉄道駅や温泉だけでなく、近距離路線バスの停留所も停車します。

料金は、大阪-浜坂は4750円、大阪-湯村温泉は4550円、大阪-和田山は3350円です。
グリーンルームを利用する際は、上記料金に加え1600円必要です。


グリーンルームのレビュー

ここからは大阪-湯村温泉線の乗車記と、グリーンルームのレビューをお伝えします。

乗車したのは、阪急梅田三番街を17時20分に出発する湯村温泉行です。
始発の阪急三番街から、途中の上野(朝来市)まで乗車しました。

こちら阪急三番街バス停です。
JRバス系統は大阪駅JR高速バスターミナルより出発します。こちらは阪急バスや地方路線バス会社の便が発着します。

出発の7分前、17時13分に2番乗り場に到着しました。
こちらが今回乗車するバスです。全但バスは、東京や名古屋の方に来ることがないので、目新しさがあります。

車内に入りました。グリーンルームは車内最後方、進行方向左側に2つ縦に並んでいます。
私の座席は後ろ側、L2席です。

扉を開けるとこんな感じ。革張りのベージュの座席です。
コンセントやUSB充電ポート、部屋内のライトのボタンは一か所に集約されています。

ちなみに、通路側にはしっかりとした扉があり、施錠することも可能です。

座席の後方に監視カメラがあり、乗務員の方から様子がみえるようになっていました。

また、座席正面には大型の折り畳みテーブルがあります。
車内ということで、においや音の出るもの以外、簡単な食事は楽しめそうです。


ドリームルリエのプレシャスクラスと比べて?

同じように、通常料金に追加料金を支払い、高いサービスを受けられる高速バスは他にもあります。
その一つが、以前乗車記を紹介したドリームルリエ号のプレシャスクラスです。
ドリームルリエ号も+4000円支払うことで、東京-大阪をワンランク上の移動時間とすることが可能でした。

そのドリームルリエ号と比べてどうなのかというと、、、

ドリームルリエ号のほうが快適かな

全但バスのグリーンルームの方が優れている点もあります。
たとえば、扉にがあること。ドリームルリエ号は扉ではなく、カーテンなのですが、カーテンは人の動きでかなりなびくので、すこし気になる部分ではありました。
その点、扉ならばなびくことはありません。おまけに施錠することもできますし。
また、充電系統はグリーンルームの方が一枚上手です。コンセントもあり、USB充電ポートも2機ありますし。

一方で、座席周りを考えるとドリームルリエ号の方がいいです。
リクライニング角度や座席の座り心地はドリームルリエ号のプレシャスクラスの方が好きです。
何より、枕の有無が大きいです。
リクライニング角度が180度に近づくほど、頭部の支えの重要になります。

なので、全但バスのグリーンルームは、フルリクライニングで睡眠するのには向いてないと思います。
逆に、リクライニング角度はほどほどに、車内で食事や動画視聴するにはグリーンルームが向いています。
そういった意味では、昼行の個室付きバスとしてはバッチリだと思います。


通常席も設備十分

追加料金を必要としない、通常席はこのような感じです。これ、普通にいい席です。
シートは大型ですし、前後の幅も広い。フットレストもあるし、各席にひとつコンセントもある。
そのうえ、車内のお手洗いはパウダールーム付きの広く、きれいなものです。

大阪-湯村温泉は約3時間、私が乗車した大阪→上野は2時間30分ほどの乗車時間です。
このくらいならば、通常席で十分すぎるとも感じます(笑)


大阪-湯村温泉線の乗車記本編

阪急三番街からの乗車は4名。グリーンルームは私のみの利用です。
17時20分、定刻通りに発車。この先、新大阪、桃山台、宝塚IC、西宮北ICまでが乗車専用バス停です。

新大阪には17時35分に到着。1名の乗車がありました。
桃山台には17時54分に到着。ここでの乗車はありませんでした。

ここで乗務員の方より、車内設備と途中休憩の案内があります。
途中休憩は一度のみで、青垣IC発車後に、道の駅あおがきで行うようです。

18時18分、中国池田ICより中国自動車道に入ります。
18時24分、宝塚ICに到着。18時36分、西宮北ICに到着。それぞれ乗車客はありませんでした。
新御堂筋の渋滞に巻き込まれ、ここまでで25分遅れての運行です。


道の駅あおがきに到着

18時43分に吉川JCTを通過。ここからは舞鶴若狭自動車道を走行します。
舞鶴若狭自動車道を30分弱走行すると、春日ICに到着。19時10分に春日ICバス停を通過しました。
春日から先は北近畿豊岡自動車道です。初めて聞く名前。10分走行し、青垣ICを通過しました。

そして、青垣ICのすぐそば、道の駅あおがきで開放休憩となりました。
19時25分から19時35分までの10分間休憩となりました。

道の駅あおがきはこのような施設。サービスエリアではなく、道の駅ということで、17時には閉まってしまいます。
そのため、基本的にはお手洗い休憩のみです。

時間通りに発車し、ここからは一般道を走行します。


近距離路線バスとしての役割もある

道の駅あおがきから20分ほど走り、和田山ICバス停を通過。ここからは近距離路線バスも兼ねるように、約5分ごとにバス停が設置されています。

阪急三番街から西宮北ICまでは乗車専用バス停のため、乗車しかできません。
しかし、そこから先は乗車も降車もできるバス停です。
そのため、乗車時間3分、240円からこのバスに乗車することもできます。

和田山営業所や和田山駅は乗降客おらず、それぞれ20分ほど遅れて通過しました。


道の駅にホテル併設!?

糸井口、スポーツセンターをそれぞれ通過し、降車バス停の上野には20時11分に到着しました。
新御堂筋の混雑により、定刻より20分ほど遅れての到着となりました。

遅延したものの、長くグリーンルームを楽しむことができたので、結果オーライです。

さて、私がなぜここでバスを降りたかと言いますと、ホテルがこの近くにあるためです。
ホテル名は「やぶ温泉 但馬楽座」です。
このホテルは、道の駅但馬楽座に併設のホテルという、珍しいホテルです。
上野バス停から徒歩5分ほど。

温泉湧き出るホテルで、道の駅併設、そのうえ価格もリーズナブルという、観光客にはありがたいホテルでした。


グリーンルームのリピートは…

全但特急バスの乗車記、グリーンルームのレビューは以上になります。いかがでしたか。

感想としては、リピートはないかなぁ..という感じです。
グリーンルームのサービスに不満があるわけではありません。
追加料金を払わずとも、十分快適に移動できそうだからです。
3時間前後の乗車となった場合、通常席で十分だと思うんですよ。サービスの質が全般的に高いのが理由です。
個室の強みが出るのは、もう少し乗車時間のかかる区間かもしれません。
あとは、1600円の追加料金をどう考えるかですね。
私の乗車した区間は基本料金が3500円ほど。そこに1600円加えると、5000円オーバーということで、結構差を感じるんですよ。
逆に、1600円で上質な移動環境にアップグレードすることに抵抗のない方(たとえば、よくグリーン車に乗る方)にとってはファーストチョイスになると思います。
そういう意味では列車と同じです。

興味がある方は乗車してみてください。

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