みこと号の乗車記【広島と島根を結ぶみこと号の特徴】

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みこと号の乗車記を紹介します。

ここ日本において、高速バスと列車は常に移動の需要を奪い合い、競争し続けてきました。が、そこには高速バスが圧倒的に優勢な区間というのももちろん存在します。
そのひとつが岡山県や広島県といった山陽地方と、鳥取県や島根県といった山陰地方をつなぐ、いわゆる「山陰連絡」です。
以前、岡山駅と島根県の出雲市駅を結ぶ高速バス、ももたろうエクスプレスの乗車記を紹介しました。
今回はもう一つの主要な山陰連絡高速バス、みこと号の乗車記を紹介します。

路線紹介(みこと号) | JRバス中国株式会社


みこと号の路線概要

みこと号は島根県の出雲市駅と、広島県の広島駅を結ぶ都市間高速バスです。運行会社はJRバス中国と、一畑バスの2社です。
島根県には出雲市駅、下熊谷BC、たたらば壱番地、計3か所のバス停があります。
広島県には道の駅たかの、三次インター、大塚駅、広島BC、広島駅新幹線口、計5か所にバス停があります。
なお、大塚駅ー広島BCー広島駅のみの乗車はできません。

時刻表は以下の通りです。1日7往復の運行があります。

出雲⇒広島JR一畑一畑一畑JRJRJR
出雲市駅6:257:5510:3012:0014:0015:3017:00
下熊谷BC6:548:2410:5912:2914:2915:5917:29
たたらば壱番地7:138:4311:1812:4814:4816:1817:48
道の駅たかの7:349:0411:3913:0915:0916:3918:09
三次IC8:069:3612:1113:4115:4117:1118:41
大塚駅9:2010:5013:2514:5516:5518:2519:55
広島BC9:3211:0213:3715:0717:0718:3720:07
広島駅9:4411:1413:4915:1917:1918:4920:19

広島⇒出雲JRJRJRJR一畑一畑一畑
広島駅7:008:2010:4513:4015:2517:2519:15
広島BC7:158:3511:0013:5515:4017:4519:30
大塚駅7:278:4711:1214:0715:5217:5719:42
三次IC8:4110:0112:2615:2117:0619:1120:56
道の駅たかの9:1310:3312:5815:5317:3819:4321:28
たたらば壱番地9:3410:5413:1916:1417:5920:0421:49
下熊谷BC9:5311:1313:3816:3318:1820:2322:08
出雲市駅10:2211:4214:0717:0218:4720:5222:37

広島駅と島根県の松江駅を結ぶ高速バス、グランドアロー号は、特急便やノンストップ便といった速達タイプの設定もあるのですが、みこと号に関してはそういった設定はありません。

料金は出雲市駅ー広島駅で4000~4800円です。繁忙期/閑散期によって料金は異なります。また、WEB購入の場合は、窓口で購入するより400円安くなります。

私は途中のたたらば壱番地から終点、広島駅新幹線口まで乗車しました。料金は3530円でした。


みこと号の乗車記本編

それでは、みこと号の乗車記本編を紹介します。

今回乗車したのは、始発の出雲市駅を17時に出発するみこと号の最終便です。途中停留所のたたらば壱番地から、終点、広島駅新幹線口まで乗車しました。

乗車バス停である、たたらば壱番地バス停は、雲南市内に位置し、道の駅たたらば壱番地内にあります。道の駅では飲食店や特産品の販売がされており、平日ながらもにぎわっていました

右は雲南市営バス

このバス停は、みこと号のほか、松江ー広島のグランドアロー号、雲南市営バス、飯南町営バスが発着します。

定刻より7分遅れてバスがやってきました。今回はJRバス中国の担当便です。JRバス中国のガーラ車です。たたらば壱番地より乗車したのは私1名でした。

車内の様子(広島駅到着後撮影)

バス車内は基本的に1人が2席使うような感じでした。ざっと見て、乗車率は50%ほどです。

たたらば壱番地を発車すると、バスはすぐに雲南吉田ICより松江道(正式名称は中国横断自動車道尾道松江線)に入ります。片側一車線の区間が長く、だいたい65~70km/hのスピードで走行していきます。


みこと号は開放休憩もある

たたらば壱番地より20分ほど走行し、道の駅たかのに到着です。ここでは降車、乗車ともにありませんでした。
そこから30分ほど走行すると、三次東JCTです。ここまで走行してきた松江道を離れ、中国自動車道へと入ります。
そこから少し走ると三次東ICバス停に到着です。ここでは2名が降車し、1名が乗車しました。

三次東ICバス停から10分ほど走ると江の川PAに到着しました。
みこと号はここで開放休憩を取ります。19時01分に到着し、19時10分の発車予定、約10分間の休憩時間となりました。
このバスは特性上、降車と乗車が常に繰り返される形となります。そのため、休憩前に乗客の人数確認がありました。

ちなみに江の川は、ごうのかわと読みます。ずっと、えのかわだと思っていました。PAの設備自体は自動販売機とお手洗いがあるのみです。


みこと号は便利な都市間バス

バスは中国自動車道を走行し、やってきたのは広島北JCTです。ここから先は広島自動車道を走行します。とはいえ、広島自動車道を走行するのは10kmほど。
広島西風新都ICで流出し、1か所目の降車専用バス停、大塚駅を経由します。アストラムラインとの乗換駅、大塚駅前には20時08分に到着しました。ここでは1名が下車しました。
大塚駅を発車すると、今度は沼田より、広島高速4号線に入ります。広島市街地は山々に囲まれており、それを貫くトンネルを持つのが広島高速4号線です。5kmほど走行し、中広で流出します。
そこから少し走ると、2つ目の降車専用バス停、広島バスセンターに到着です。20時20分の到着で、10名が下車しました。

そして広島バスセンターから走行すること10分、20時30分に終着、広島駅新幹線口に到着しました。定刻より10分ほど遅れての到着となりました。


みこと号の乗車記は以上になります。いかがでしたか。

このバスに関して、特筆すべき点は特にありませんが、広島ー島根の移動はこのバス一択であることは間違いないと思います。
鉄道で行く場合、JR芸備線と木次線を乗り継ぐことで行き来することができますが、それぞれ本数が少ないが故、一日がかりの大移動となってしまいます。また、岡山駅で山陽新幹線と伯備線を乗り継ぐと、約4時間ほどで移動することができますが、料金はみこと号の約3倍ほどとなってしまいます。
「どうしても鉄道で行きたい!」という方以外は、みこと号や、その他高速バスを利用することをオススメします。
気になる方は乗車してみてください。

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