新快速のAシートの乗車記【快適な鉄道旅のすすめ】

Aシートの乗車記 Travel

新快速、Aシートの乗車記です。Aシートは新快速に設定された指定席車両のことです。

新快速といえば、JR西日本の誇る”無課金最強列車”です。
その理由としては、最高時速130kmという特急並みのスピードと、通過駅の多さといった要因が挙げられます。

しかし、1点だけ欠点が。それはいつ乗っても混雑しているということです。
新快速は基本、15分に1本程度運行しており、運行頻度としては高いと言えます。ただ、京都や大阪、神戸に姫路と関西圏を網羅的に走行するため、どの区間でも混雑しています。
そこでおすすめなのがAシートです。

この記事では、前半でAシートの概要や運行区間について、後半で実際に私が新快速のAシートに乗車して感じたこと、乗車記をお伝えします。


新快速のAシートとは何か?

新快速のAシートの乗り場

初めに新快速のAシートとはそもそも何かについてお話しします。
Aシートとは有料座席サービスのこと。
追加料金を払えば必ず座って移動できる、指定席のことになります。
JR西日本は新快速のAシートを以下のように謳っています

「ゆったり座って、通勤・通学や移動時間をくつろぎタイムに」

通勤や通学需要に焦点を当てたサービスということが分かります。

Aシートの設備がある新快速列車は6往復運転されていますが、平日は通勤・通学客の多い朝夕に運転されます。土曜と休日ダイヤでは日中運行されており、観光客や行楽客を対象としていることがうかがえます。

運行区間は滋賀県の野洲から兵庫県の網干まで。
何本かは野洲の手前である草津駅発着のもの、また、網干の手前である姫路駅発着の設定になっています。

Aシートのついた新快速の時刻表(JR西日本のサイトへ)

指定券

Aシートを利用するための料金は840円です。
なお、JR西日本の予約サイト、e5489ではチケットレス指定券の設定があり、チケットレス指定券は600円とお得になっています。

Aシートの嬉しい点は、なんといっても青春18きっぷで利用できる点。
840円払えば、野洲から網干までの170kmの区間を快適に移動できます。乗車時間としても2時間オーバーですから、840円払う価値は十分ありますよね。

ただ、青春18きっぷで利用する際の注意点が1点あります。
それは、チケットレス指定券は利用できないということです。
「青春18きっぷは、各種割引証や他のトクトクきっぷとの併用はできない」とのルールがあるようで、通常の指定券(840円)を購入し、乗車する必要があります。それでも十分安いですが。

4列シートが11番まであるので、席数は44です。
私がチケットを取ったのは前日の夜ですが、その時点で8割ほど埋まっていた印象です。
しかし、実際に乗ってみると5割埋まっているかいないかぐらいなので、何だかよくわかりません。早めに予約するのが得策だとは思います。


Aシート設定の新快速の乗車記本編

それでは後半の乗車記パートに入ります。

私が乗車したのは草津駅を18時36分に出発する新快速姫路行で、始発の草津から終点の姫路まで乗り通しました。

草津駅

草津駅の列車案内板ではAシートの乗車には座席指定券が必要との旨が流れています。
また後で述べますが、Aシートに間違って乗車してしまうお客さんが結構多いんですよね。
12両編成の新快速の9両目がAシートの設定車両ですが、設定の無い新快速の9号車は一般の車両です。
たくさん走っている新快速のほんの一部のみ、Aシート設定車であるため、間違えてしまうのは仕方ないかなと思います。

それでは乗車してみましょう。
草津駅から乗車したのは大体5名ほど。他の号車は始発駅であるにもかかわらず、立ち客が発生するほど混雑しています。それに比べ、Aシートはかなり閑散としています。

新快速のAシートの座席

シートはこのような感じ。
特急列車並みのリクライニングシートが並んでいます。
Aシートの素晴らしい点は座席が快適なだけでなく、各席1つのコンセントとフリーWi-Fiサービスがあることです。
特に青春18きっぷで旅行する際は、充電がなくなったり、データ通信量が増加してしまうので、とても助かります。

京都駅

草津を出発して20分ほどで京都に到着です。
京都から乗車する人は結構多そうです。京都から大阪まで大体30分ほどですが、600円で30分間快適な時間になると考えると全然ありですね。

このあたりで、Aシートは認知度が低いように感じました。
京都から外国人含め、たくさんのお客さんの乗車がありましたが、みなさん指定券が必要なことが分かっていないようでした。Aシートには客室乗務員がいるので、車内改札があります。乗車した人の半数ほどは指定券を持っていないようで、車端部で立っていたようです。
9号車がAシート車両ですが、車端部の扉の前で立っている分には指定券は必要ないようです。

新大阪駅

新大阪、大阪らへんは乗降がかなり活発でした。
大阪と姫路を結ぶ優等列車は特急スーパーはくと、特急はまかぜがあります。ただ、特急列車でも1時間ほどかかるので、特急列車と新快速はほぼ同じ所要時間なんですよね。
しかし、料金を見てみると特急列車の指定席特急券は1530円なので、Aシートの指定券の2倍ほどです。
やはりAシートは乗り得ですね。この点にJR西日本がAシート設置列車の本数を増やさない理由があるのかもしれません。

草津から約2時間、大阪から1時間ほどで終点の姫路に到着です。この日はすでに5時間ほど列車に乗っていましたが、レべチな快適さ。もっと乗車していたいと思うほどのサービスでした。


【求】Aシートを設置した新快速列車の増発!!

新快速のAシートの乗車記は以上になります。いかがでしたか。
今回、Aシートに乗車してみて、浮かんできた言葉が一つ。

Aシート設置列車、もっと走らせてくれぇぇ!!

とはいっても難しいことは重々承知です。

先ほど挙げた、特急と所要時間が変わらないため特急料金分の収入がなくなる可能性が一点。

また、乗車率の低さも挙げられます。
今回、メインの乗車記として挙げたのは草津駅を18時台に出発する通勤客需要を対象として列車でした。実はこの2日後に姫路駅を7時台に出発する土休日ダイヤのAシート設置列車にも乗車したんですよ。その時も姫路駅から草津駅まで乗車しましたが、乗車率としては4~5割ほどとなっていました。
全列車7~8割の乗車率があれば、増発も考えられますが、なかなか難しいのが現状といったところでしょうか。

あとは認知度の問題も考えられます。
我々鉄道好きからすると、「新快速に着席サービス!?夢のようだ!!」という感じですが、通勤や通学、またショッピングで大阪方面へ向かう人にはあまり知られていないのかも。まあ、料金も840円なので、普段使いには向いていないかもですね。

ただ、Aシート自体は快適で、草津駅と姫路駅を乗り通せば、所要時間2時間ほど、150kmほどの道のりを混雑知らず、快適な旅を実現させることができます。興味があれば、みなさん乗車してみてください。

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