岐阜高山線の乗車記を、簡単に紹介します。
岐阜県の県庁所在地である岐阜市と、岐阜県が世界に誇る国際観光都市、飛騨高山を結ぶのが、高速バス岐阜高山線です。岐阜ー高山はJR東海の特急列車「ひだ号」も運行しています。
今回は特急列車ひだ号との岐阜ー高山の所要時間や、料金の比較と、実際に乗車した濃飛バス担当の岐阜高山線の乗車記を紹介します。
岐阜高山線の路線概要と、特急「ひだ号」の比較

岐阜高山線は名鉄岐阜を起点に、高山市の高山濃飛バスセンターまで運行しています。
岐阜バスと濃飛バスの共同運行便であり、1日6往復の運行を、各社が往復ずつ担当しています。
途中停留所は、高速各務原、高速関、高速ひるがの高原(いずれも東海北陸道上の停留所)、そして高山市役所(下り便のみ)です。
料金や所要時間は以下の通りです。
| 運行本数 | 6往復/日 |
| 料金 | 2900円(岐阜ー高山) |
| 所要時間 | 最速1時間59分(最遅2時間2分) |
岐阜駅は高山へ延びる鉄道路線、高山本線の起点駅であります。特急ひだ号の起点は名古屋駅であり、岐阜駅までは東海道本線を、岐阜駅からは高山本線を走行していくわけです。そんな特急ひだ号と岐阜高山線を比較してみると以下のようになります。
| 特急ひだ号 | 岐阜高山線 | |
|---|---|---|
| 10往復/日 | 運行本数 | 6往復/日 |
| 5030円 | 料金 | 2900円 |
| 1時間54分 | 所要時間 | 1時間59分 |
本数は特急ひだ号の方が多く、所要時間はほぼ同じ。料金差は2000円以上あります。
所要時間が変わらないにもかかわらず、料金が大きく異なる事象。以前投稿した高速バス「ひだ高山号」と同じですね。これは東海北陸道ということでしょう。
とはいえ、運行本数は明らかに差があるので、単純な優劣は付けられないと思います。
ちなみにですが、岐阜高山線は途中休憩が無い分、所要時間が短いです。また、名鉄岐阜バス停は名鉄岐阜駅の真ん前であります。
そのため、名鉄名古屋から名鉄電車で名鉄岐阜へ行き、そこから高速バスにのって飛騨高山へ向かうなんてこともできます。
その場合、名鉄バスセンターを起点とし、飛騨高山へ向かう、「ひだ高山号」よりも場合によっては早く、名鉄名古屋ー飛騨高山を移動できます。
ひだ高山号は、名古屋市内を回る時間、途中休憩の時間があるため、ちょっとだけ時間がかかるんですよねー。
岐阜高山線の乗車記
それでは乗車記本編に入ります。
乗車したのは高山濃飛バスセンターを14時10分に出発する濃飛バス担当便です。終点、名鉄岐阜まで乗車しました。

こちらは高山濃飛バスセンターです。
東は東京、西は大阪、ほかにも金沢・富山・名古屋など様々な行先の高速バスが発着しています。

バスは発車時刻の10分前、14時ちょうどに3番乗り場に入線してきました。
濃飛バスの令和顔エアロエースです。乗客は10名前後だったと思います。


座席は2列×2列の4列シートで、後方にトイレがあります。また、全席3点シートベルトが装備してあります。
私が乗車した座席は1Aですが、身の回りにコンセントとUSBポートが。両方装備しているのはなかなか珍しいです。
バスは高山濃飛バスセンターを出発すると、高山インターから中部縦貫自動車道に入ります。そして、飛騨清見JCTからは東海北陸道に入ります。発車直後に少々アクシデントがあったため、ここまでで8分の遅れでした。
東海北陸道は長良川と並走する


ひるがの高原SA内のバス停、高速ひるがの高原には15時ちょうどに到着。11分遅れでの到着で、乗降客共にいませんでした。

白鳥IC付近で岐阜県の誇る清流、長良川と合流し、ぎふ大和IC付近から並走します。
関SA内のバス停、高速関には定刻より2分遅れた15時44分に到着。1名の下車がありました。

次の停留所、高速各務原は15時50分頃に通過。通過後、岐阜各務原ICより東海北陸道を流出しました。
ちなみに、「各務原」には、かかみがはら(市の名称)、かがみがはら(JR線の駅の名称)、かかみはら(高校の名称)と様々な読み方がありますが、濃飛バスは、「かかみがはら」とアナウンスしていました。
岐阜高山線は隠れ名路線

岐阜各務原IC通過後、20分ほど走行すると終点の名鉄岐阜ロフト前です。最大15分近くあった遅延も解消し、ほぼ定刻通りの到着でした。バス停は名鉄岐阜駅の真ん前です。
乗車した感想としては、穴場の名路線といった印象です。
途中休憩こそありませんが、2時間を切る乗車時間ですし、なにより乗客が少ないです。名古屋ー高山のひだ高山号はインバウンドの乗客が多く、満席なんてざらにあります。
それに比べ岐阜高山線は20~30%の乗車率ということで、ゆっくり乗車したい人にはうってつけです。名古屋ー高山の所要時間は、ひだ高山号と比べても変わりません。
もちろん、名古屋から岐阜まで列車で移動するというひと手間はかかりますが、それでも岐阜高山線に乗車する価値はあると思います。
興味がある人は乗車してみてください。




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