フジフィルムのカメラレンズ、XF56mmF1.2Rを購入しました。
今回はミラーレスカメラ用レンズ、XF56mmF1.2Rのレンズレビューを紹介します。
なぜXF56mmF1.2Rを購入したのか
以前、X-E4用に購入したレンズ「XF23mmF2」に対して後悔の念を綴った記事を投稿しました。あれから時間が経ち、最近ではスマートフォンの買い替えを検討する中で、改めて写真を取り巻く環境について考える機会がありました。
現在私が使用しているのは、5年ほど前に購入したiPhone 11です。そろそろ買い替えの時期ということもあり、最新のスマートフォンをいくつか調べてみたのですが、その進化ぶりには驚かされました。特にカメラ機能の向上は著しく、AIによる補正や修正といった技術は、もはやスマートフォンならではの特権とすら思えます。
カメラは必要?不要?
こうした体験を通じて、私の頭に浮かんだのが「カメラ不要論」です。
手軽に、しかもきれいな写真が撮れるという点では、もはやカメラがスマートフォンを凌駕することは難しいのではないか――そんな思いにすら駆られました。実際、近年のスマートフォンは2眼・3眼構成が当たり前となり、広角撮影においてはカメラ機を超えていると感じることもあります。
しかし、それでもスマートフォンに「足りない」と感じる部分もあります。
とくに、望遠性能とボケ味。この2点に関しては、依然としてカメラに軍配が上がるのではないでしょうか。スマートフォンはデジタルズームに頼る傾向が強く、その結果、画像の解像度が著しく低下してしまうことが少なくありません。結果として、せっかくのシャッターチャンスでも、ズームすることをためらってしまうのです。
こうしたモヤモヤを抱えたまま、私はXF23mmF2を手放し、新たなレンズの購入を検討することにしました。
そんな中、私の目にとまったのが「XF56mmF1.2R」。換算約85mmという中望遠の画角に加え、開放F1.2が生み出す強いボケ味。スマートフォンでは撮影できない、いわば、カメラ機だから撮れる絵があるのではないかと考え、購入を決意しました。
XF50mmF2を選ばなかったワケ
換算80mm前後となるフジフィルムのレンズは他にもあります。特に私が悩んだのが、XF50mmF2でした。
XF50mmF2はこれまで使っていたXF23mmF2と鏡筒のデザインやサイズ感が似ており、コンパクトなX-E4ボディにもよく合うことは想像に難くありません。その上、価格も安価です。
では、なぜXF50mmF2ではなく、重たいXF56mmF1.2Rを選んだか。
それはカメラを今後持ち出す気持ちです。
もちろん、XF50mmF2は軽量で取り回しも良く、気軽に撮影することができるでしょう。しかし、私が今カメラ機に求めているのは、「カメラ機でしか撮れない絵を撮る」ことです。
軽量でいつでも持ち出したくなるという携帯性ではなく、力強く、このカメラだから撮れる絵を常に吐き出してくれる、そしてその安心感があることを最優先に考え、今回はXF56mmF1.2Rを選択したというわけです。
また、Xマウントにはシグマ社製の56mmF1.4があり、安価で、軽量なレンズですが、せっかくなのでフジフィルムならではの絵を楽しみたいと考え、今回は比較対象としませんでした。
ちなみにXF56mmF1.2とXF50mmF2、またシグマ社の56mmF1.4をスペックで比較したのが以下の表となります。
| 名称 | XF56mm F1.2 | XF50mm F2 | SIGMA 56mm F1.4 |
| 新品価格(価格.com) | ¥166,480 | ¥51,610 | ¥49,000 |
| 中古価格(map camera) | 54,700 | 35,800 | 40,700 |
| 最短撮影距離 | 0.7m | 0.39m | 0.5m |
| フィルター径 | 62mm | 46mm | 55mm |
| サイズ | 73.2×69.7mm | 60×59.4mm | 66.5×59.8mm |
| 重量 | 405g | 200g | 280g |
XF56mmF1.2を開封する
さて、開封と参りましょう。今回はXF23mmF2を売却したマップカメラにて、中古美品として購入しました。価格は56,800円でしたが、下取り等込々で実費18,000円ほどでした。

購入した製品は箱はついておらず、青いプチプチで包装された状態でした。

こちらがXF56mmF1.2R本体です。
第一印象は「おもたっ!」。
それもそのはず。これまで使っていたXF23mmF2の重量は180gなので、2倍ちょっと重量が増加しています。
また、レンズ口径が62mmということで、銘玉という雰囲気が出ています。

レンズフードはこの通りです。
レンズフードをつけるとレンズの全長が1.5倍くらい伸びます。レンズフードが大きいことは分かっていたので、Amazonで1000円ほどのメタルフードを購入しました。

X-E4にXF56mmF1.2R本体のみ(左)、純正フード付き(中央)、社外製フード付き(右)をそれぞれ合わせてみました。
私は基本的に社外製フードを装着した状態で運用することを考えています。遮光性に関して言えば、ほとんど効果はないと思いますが、見た目と若干の耐久性アップを考え装着しています。
ちなみにレンズキャップはレンズではなく、レンズフードに装着するような形になります(ポロっと落としたり、ぐらつくことは無いです)
XF56mmF1.2RとX-E4の相性はどう?



X-E4にXF56mmF1.2Rを合わせた姿を様々な角度からどうぞ。
さすがにアンバランスですね。最近、X-E4用の外付けグリップを導入したので、グリップと合わせたら何とか安定します。
グリップやバッテリーなど、すべて合わせた重量は867gでした。レンズが400gちょっとなので、フロントヘビーとか、そういうわけではないです。とはいえ、X-Tシリーズと合わせるのがベストだと思います。
まだ試写しかしていないので、何とも言えませんが、AF時のモーター駆動音はそれなりにします。別にうるさいわけではないですが、「鳴っているな」とは思います。
この組み合わせでしか撮れない絵を撮る
まだ購入して数日であり、外に持ち出していませんので、今回のレビューはここまでです。
今後、旅行などを通じて撮影し、その撮影例を含めながら写りや使用感のレビューを投稿していきたいと思います。このレンズを購入した理由、「力強い絵、このカメラでしか撮れない絵を撮ること」を達成できるよう使っていきたいと思います。



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