ドリーム阿南・徳島号の簡単な乗車記をお伝えします。
かつてはドリーム高松号やドリーム高知・徳島号といった、首都圏と四国を結ぶJRバス各社による夜行高速バスが運行されていました。しかし、2020年に蔓延した新型コロナウイルスにより運休、そして廃止が余儀なくされていました。
そんな中、運行再開され、今なお運行を続けているのが首都圏と徳島を結ぶ、ドリーム阿南・徳島号です。
今回はドリーム阿南・徳島号の路線概要と、ドリーム阿南・徳島号の乗車記をお伝えします。
ドリーム阿南・徳島号の路線概要

ドリーム阿南・徳島号は東京と徳島を結ぶ夜行高速バスです。
運行会社はJR四国バスとJRバス関東。JRバス関東の担当便は、委託先の徳島バスによって運行されます。そのため、見かけではJR四国バスと徳島バスの2社によって運行されている状態です。
今回はJRバス関東(徳島バス)の担当便に乗車しましたが、JR四国バス担当便はスカニア車(2階建てバス)が充当されるようです。
ドリーム阿南・徳島号の時刻表は以下のとおりです。
| 東京→徳島便 | 下り / 上り | 徳島→東京便 |
| 20:00 | TDL | 8:09 |
| 21:10 | 東京駅 | 7:25 |
| 21:55 | バスタ新宿 | 6:55 |
| ー | 池尻大橋 | 6:27 |
| ↓ | = | ↑ |
| 5:55 | 志知 | 22:55 |
| 6:10 | 高速鳴門 | 22:40 |
| 6:20 | 松茂 | 22:30 |
| 6:35 | 徳島駅 | 22:15 |
| 6:55 | 小松島 | 21:45 |
| 7:12 | 那賀川 | 21:28 |
| 7:20 | 阿南駅 | 21:00 |
東京方はTDL(東京ディズニーランド)を起点とし、東京駅とバスタ新宿を経由します。徳島→東京便は池尻大橋に停車します。
徳島方の停留所はかなり多め。徳島市から20kmほど南に位置する阿南市を起点に、徳島駅や鳴門、さらに淡路島南部の志知を経由します。
料金は7700円~13800円です。閑散期の普通運賃最安値は8900円ですが、早割1を適用することで1200円の割引となります。
また、学割の設定もあり、20%割引となっています。このごろ、学生割引が廃止されることが増えているので、学生割引があるのはありがたいです。
私は日曜日出発の便に乗車し、学割適用で8150円でした。
ドリーム阿南・徳島号の乗車記本編

それでは、ドリーム阿南・徳島号の乗車記本編に入ります。今回は途中の徳島駅から乗車し、バスタ新宿で降車しました。
出発地は徳島駅前高速バスターミナル。ドリーム阿南・徳島号は出発の10分前、22時05分に入線しました。

こちらが乗車するドリーム阿南・徳島号です。
この日はJRバス関東の担当便、つまり、徳島バスが運行する便です。令和顔のエアロエースですね。徳島駅から乗車したのは7名ほどでした。
バスは定刻通り22時15分に徳島駅を発車します。徳島駅発車後の案内放送は特にありませんでした。
・松茂には22時32分に到着。意外と乗車があった印象です。
・松茂を発車し、鳴門ICより神戸淡路鳴門自動車道へ侵入します。鳴門ICの近く、高速鳴門バス停には22時42分に到着。ここでは3人の乗車がありました。
・高速鳴門を出発して15分。最後の乗車バス停、志知には22時57分に到着しました。ここでも乗車がありました。
志知を出発し、ドリーム阿南・徳島号の乗車率が確定しました。日曜日出発の便ということもあり、ほぼ満席でした。
志知発車後に車内案内の放送があります。
休憩は2回あるようで、1回目休憩地の室津PAには23時20分ごろの到着予定、2回目休憩地の足柄SAには5時10分の到着予定です。
なお、足柄SA到着時は放送での案内は行わず、車両前方のカーテンを開けるのみとの案内がありました。
ドリーム阿南・徳島号、室津PAに到着

志知を出発して20分ほどで室津PAに到着しました。23時18分に到着し、22時30分までの約10分間の休憩となりました。
室津PAには特に何かあるわけではありませんが、ファミリーマートとお手洗いはあります。就寝準備を済ませ、バスに戻りました。
バスは室津PAを発車すると、車内完全消灯となりました。
ドリーム阿南・徳島号の車内設備
ドリーム阿南・徳島号の車内設備の紹介をしたいのですが、今回の乗車区間が始発地でも終着地でもなかったため、車内の写真は撮影できませんでした。(ごめんなさい…)
ただ、徳島バスのHPに車内設備の画像が出ていたので、リンク先を見ていただければと思います。
3列シートで普通に快適です。特に枕がしっかりしていたのが印象的でした。トイレやカーテン、コンセントもしっかり装備されています。さらに最近見かけなくなった使い捨てスリッパもありました。
2回目休憩地の足柄SAに到着

翌朝の5時10分、2回目休憩地の神奈川県足柄SAに到着しました。5時20分までの10分間の休憩となりました。

余談ですが、足柄SAのバスバースに防長交通の萩エクスプレスが停車していました。始発の萩バスセンターを前日の16時30分に出発し、終着の東京駅に8時03分に到着する、16時間近くの乗車時間を誇る伝説のバスです。足柄SAにこの時間に到着しているということは、かなり順調に走行したようです。いつか乗りたい…。
ドリーム阿南・徳島号、ほぼ定刻通りバスタ新宿に到着

6時15分、車内の照明が点灯されます。池尻大橋まではもうすぐというところです。途中まで順調に走っていましたが、首都高速で渋滞に巻き込まれた模様。
池尻大橋には14分遅着の6時41分に到着しました。ここで2名の下車がありました。
その後は下道を走り、7時02分にバスタ新宿に到着しました。7分遅れての到着ですね。降車フロアに着くと思いきや、4階の乗り場フロアに到着しました。
ドリーム阿南・徳島号、安くて快適な移動時間
【ドリーム阿南・徳島号の総括】
ドリーム阿南・徳島号を総括すると、安価で快適といった印象です。
老舗バス会社が運行する首都圏ー四国の夜行高速バスが減少する中、この便は貴重な存在と言えるでしょう。
値段に関しても7800円~。学割を利用すれば、ほとんどの期間を8000円台で利用できます。
東京ー高松は西東京バスと四国高速バスの共同運行便、ハローブリッジ号がありますが、8800~18000円と少しお高め。到着地に違いがあるので単純に比較はできませんが、頑張っている印象を受けます。
さらに、車内設備が十分豪華です。
今回乗車した徳島バスの車両は大きな枕がついており、しっかりホールドされる感覚がありました。また、JR四国バスのスカニア車の座席はみんな大好きクレイドルシートです。グランドリーム号と同様の座席となっています。スカニア車は天井が低く閉塞感が強いため、個人的には好きではありませんが、座席自体は間違いなく快適なものとなっています。
安価で快適に移動するという2点を同時に叶えられるのがドリーム阿南・徳島号だと思います。
興味がある人はぜひ乗車してみてください!!



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