KTR8500形を使用した特急たんごリレー号の乗車記を紹介します。
KTR8500形というと聞きなじみはないと思いますが、JR東海のキハ85系といえばわかる人もいるのではないでしょうか。
車両の概要を説明した後、たんごリレー1号を乗車した際の様子(福知山から宮津、宮津から豊岡)を紹介します。
KTR8500形ってどんな車両?

まず、KTR8500形(キハ85系)がどんな車両なのか紹介します。
この車両が営業運転を始めたのは1989年ということで、35年現役というベテラン車両です。
名古屋と高山・富山を結ぶ特急(ワイドビュー)ひだ号、名古屋と和歌山県の紀伊勝浦を結ぶ特急(ワイドビュー)南紀号として使用されました。強力な輸入エンジンを搭載しており、勾配の大きい地域でも力強く走行していました。
しかし、キハ85系は長年の走行による摩耗、老朽化は進みました。
2022年に新型のHC85系がデビューし、2023年3月のダイヤ改正と同時にキハ85系は引退し、HC85系が完全に置き換わる形となりました。キハ85系は引退しましたが、JR東海は京都丹後鉄道に譲渡することを決意。2024年の3月に新天地、京都丹後鉄道のKTR8500形として再デビューを果たしました。
現在は主に特急たんごリレー号として福知山ー豊岡間を走行しています。

車内の様子はこんな感じ。
一番の特徴は前面部の大きな窓です。この窓のおかげで車内の前列から前面展望を楽しめるようになっています。また、座席部の床が一段上がっているため、車窓を楽しめる設計となっています。
列車は2両での運転で、1号車は指定席、2号車は自由席となっています。お手洗い、洗面所設備もありました。
たんごリレー1号に福知山駅から乗車
それでは、乗車記本編に入ります。都合の関係で、1日目に福知山から宮津、2日目に宮津から豊岡という感じで、2日に分けて完乗しました。
このページでは福知山から宮津間を、次ページで宮津から豊岡間を紹介します。ちなみに2日目は前面展望を楽しめる席に座れたため、写真等は次ページのほうが多いです。お急ぎの方は2ページ目へ。

さて、今回のスタートは福知山駅です。
京都から特急きのさき1号に乗車し、8時47分に福知山駅に到着。福知山駅で京都丹後鉄道の乗車券と自由席特急券を購入し、改札に入ります。
乗車するのは福知山駅を8時55分に発車する、特急たんごリレー1号豊岡行です。使用車両は紹介してきた通りKTR8500形です。
この列車に乗車する多くの人は、私と同じように特急きのさき号から乗り換える人なので、すこし改札やきっぷ売り場が混みあいますが、乗り遅れることは無いかなと思います。6月平日に乗車し、それなりに席が埋まっているなという感覚でした。
日本らしい風景を横目に北上

8時55分、定刻で福知山駅を出発します。
宮津や天橋立は海に面した地域ですが、福知山はかなり内陸に位置しています。そのため、宮津までは基本的に田んぼや山々の景色を見ながら進んでいくことになります。
また、走行速度は65kmぐらいで、まあまあ揺れます。

京都丹後鉄道はレトロな列車から、最新型の列車までいろいろな車両があるので、乗っていて楽しいです。
向こうに止まっているのは、普通列車福知山行。基本的には単線なので、たびたび駅で行き違いを行います。

今回利用した切符はこちら。福知山から宮津までの乗車券(700円)と同区間の自由席特急券(700円)です。
この日、列車に乗るのはこれだけだったため使いませんでしたが、旅行者向けの商品として「京都丹後鉄道ワンデーパス」が販売されています。
これは普通や快速に加え、特急の自由席も1日乗り放題となります。値段は2500円なので、福知山から豊岡まで特急に乗車するのと同額なんですよね。(乗車券1500円、自由席特急券1000円)
とりあえず、宮津駅に到着

30分ほどの乗車で宮津駅に到着です。
宮津駅で進行方向が変わるため、自由席の2号車が先頭車両となります。宮津駅から先、前面展望を楽しみたいという方は2号車の最後尾(宮津駅から最前)の席を選ぶと良いですね。
私はこの後、路線バスに乗て伊根方面へ…(別の機会に記事にします)
次ページでは、翌日のたんごリレー1号の乗車記(宮津→豊岡)と、前面展望の様子をお伝えします。


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