ももたろうエクスプレスの乗車記をお伝えします。ももたろうエクスプレスは名の通り、桃太郎ゆかりの地である岡山と、神話の国である島根県出雲を結ぶ陰陽連絡の高速バスです。まったく同じ区間をJR西日本の伯備線特急「やくも」が運行しているという、競合相手が明確な路線でもあります。松江駅から岡山駅までのももたろうエクスプレスの乗車記に加え、特急やくもとの比較を行っていきます。
ももたろうエクスプレスの路線紹介
ももたろうエクスプレスの乗車記に入る前に、路線紹介とやくも号との比較を行います。この路線は岡山と米子・松江・出雲を結ぶ路線で、1日5往復の運行があります。
行先別の所要時間と値段はこんなかんじ。()内はWEB決済割引時。
岡山⇔米子 2時間33分 / 3500円(3000円)
岡山⇔松江 3時間6分 / 3900円(3400円)
岡山⇔出雲市 4時間1分 / 4400円(3800円)
このバスの面白い点は運行会社の多さ。両備バス、中鉄バス、中国ジェイアールバス、一畑バス、日の丸自動車の計5社で5往復、つまり1つの会社が1往復ずつ担当しています。共同運行は2社というのが一般的ですが、5社で5往復だけというのはなかなかないと思います。
伯備線特急やくもの所要時間と料金は?
伯備線特急のやくも号の本数と所要時間、価格を見てみましょう。やくも号はなんと15往復。それも岡山発は7時~21時まで毎時1本、出雲市発は4時~18時までの毎時1本という凄まじい運行の仕方です。
そして行先別の所要時間と値段はこんな感じ。指定席利用時の料金を表記します。
岡山⇔米子 2時間12分 / 5370円
岡山⇔松江 2時間37分 / 6140円
岡山⇔出雲市 3時間6分 / 7020円
高速バスを基準にやくも号を見てみると、
岡山⇔米子:21分早い! / +2370円
岡山⇔松江:29分早い! / +2740円
岡山⇔出雲市:55分早い! / +3220円
こんな感じですね。米子や松江なら所要時間の差は20~30分ですし、高速バス優位かなと。出雲までとなると1時間近い差があるので難しいところですね。価格差も結構ありますし。でも、やくも号は本数は多いですし、高速バスと比べて、到着時間の確実性もあるのでやくも号もとてもいいと思います。
この後詳しく紹介しますが、ももたろうエクスプレスはかなり快適な車内なので、時間的に余裕のある人は高速バスがオススメです。
ももたろうエクスプレスを出雲市駅で観察する

今回のスタートは始発の出雲市駅ではなく、松江駅です。本当は出雲市駅から乗車したかったのですが、列車の到着がももたろうエクスプレス発車の5分前ということで、余裕を持つために松江駅からの乗車としました。16時30分に出雲市駅を出発するももたろうエクスプレス104便(松江駅を17時25分発)に乗車します。
先ほどの特急やくも号との比較のところで、米子・松江は所要時間差が30分弱であるのに対し、出雲となると1時間近くなることに気づいた方がいらっしゃると思います。列車駅からインターチェンジまで距離があるのが一因かなと思います。これによって出雲市駅で高速バスを見送った後、列車で松江駅へ先回りすることが可能なのです。

さて、私は出雲市駅を16時46分に出発する鳥取行の特急、スーパーおき4号で松江駅へ先回りします。写真はスーパーまつかぜ号ですが、車両は同じです。この列車のカラーリング、大好きです。この列車に乗れば、松江駅には17時12分に到着するので、ももたろうエクスプレス104便の松江駅出発時間、17時25分に余裕で間に合うというわけです。


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